ロンドンで具合が悪くなった話

ここ数ヶ月くらいとても体調が悪かった。だいたい症状をまとめてみると...

  • 数ヶ月間微熱(37度から38度くらい、体温計を持っていなかったのでわからない)が続き、ちょっと良くなったりまた悪くなったりを繰り返す
  • 咳は出たり出なかったり
  • 夜眠れない
  • 体が痛い
  • 頭痛
  • 吐き気がして歩けない
  • 夜6時以降起きてるのがしんどい

...という感じの症状だった(時期によって症状がひどかったり少し良くなったりなどの波はあった)。

イギリスではNHSという制度があり、滞在用のビザを持って合法的に滞在している人(旅行者ビザは駄目)ならば、医療費は無料(学生はNHS保険料も払わなくてよい)なのである。ロンドンオリンピックのとき、開会式のセレモニーで謎のNHSデモンストレーションがあって、なんだこれ?と思った人もいたと思うけれど、一応イギリスが世界に誇る医療制度、ということなのだ。

しかし、このNHSには問題があって、結局医療費が高すぎて困っているとか、外国人が制度に安くただ乗りしてるとか(例えば、子供を産むために来る、とか)、医師の負担が大きすぎてパンクしそうとか、いろいろ言われている。一番困るのは、忙しいせいなのか予算を押さえたいからなのか、具合が悪いと訴えても、あまり真剣に診てくれない(きちんと検査してくれたりすることはまれ)のだ。まあ、来ている人で本当に具合が悪い人は一握りだから、病院側の気持ちもわかるけれど、もうちょっと真剣に取り合ってくれてもいいんじゃ...と思ってしまった。

私が病院で言われたのは

  • 38度はたいしたことない(私は平熱が低いと訴えても駄目)
  • 病は気から
  • パラセタモール(頭痛薬や熱冷まし。イギリスにおける万能薬)をもっと飲むべき
  • のどが痛かったり咳が出るときはホールズをなめろ(ホールズは、ロンドンでは医療品コーナーにおいてあったりする。日本のように、ガムと一緒においてあることはあまりない)

...という感じで、2回ほどNHSの病院に行ったけれども、あまり有効なアドバイスを得られなかった。その間、ネギたべたりニンニク食べたり、ストレス減らすためにあまり長時間働かない(働けなかったのもある)ようにしたけれどもはかばかしい効果は得られなかった。

で、数ヶ月が経ち、さすがにこれはまずいかなと思い、日系のプライベートの病院に行って、尿検査血液検査をしましょうということで検査してもらったら、結局原因がわかり、抗生物質をもらって無事に回復できた。

その後、もう一度病院で血液検査をしてもらい、若干免疫機能が弱っているかもしれないということ(これがずっと熱が出たり風邪気味だった原因かもしれない)、貧血であるので鉄分をもっと取った方がいいということを言われた。

原因として指摘された免疫力低下と貧血には若干心当たりがある。そのころ、出来合いのものを買ってきて一品だけで食事をすませたり、結構ジャンクなものを食べていたりで、あまり栄養バランスが良くなかったかもしれない。

 

今回、具合が悪いと相当しんどいということ、何にせよ体は大事な資本なので手入れと燃料補給を怠ってはいけないということを痛感した。

イギリスでは、「1日5ポーション分の野菜を食べましょう」というFive a dayというキャンペーンをやっている。

The 5 A DAY message highlights the health benefits of getting five 80g portions of fruit and vegetables every day. That's five portions of fruit and veg in total, not five portions of each.

日本の一日30品目に比べるとずいぶんおおざっぱな感じがするけれども、イギリスに来てみるとFive a dayを達成するのすら難しいような状態だ。朝はほとんどたべず、昼はサンドイッチ、おやつにポテトチップス、夜はカレー、チャーパン、パスタのどれか...という生活をしていれば、同然野菜は足りていない(タンパク質やミネラルも)。最近はこれを反省し、朝はバナナ(1ポイント)、昼は自家製スープ(2ポイント)、おやつはりんご(1ポイント)夜はボリューム多めの野菜サラダとパスタ(1-2ポイント)でぎりぎりセーフ、という感じ。朝にスムージーやジュースを飲んだりするともう少し楽に目標を達成できるのかな...とも思う。今後、少し体調が良くなるといいけれど。