読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

留学斡旋業者利用時のトラブル

留学準備 留学

半年前、友人から連絡があった。彼女の友人がロンドンに語学留学に来たのだけれど、業者の手違いで語学学校の入学・寮への入学手続きができておらず、住むところも友だちもいないから助けてあげてくれないか、ということだった。

最初話を聞いたときは、相当ひどい業者だなと思った。おそらく日本の留学仲介・斡旋業者なのだろうけど、どうやったら手違いで入学手続きされていないっていうことになるのだろうかと疑問に思う。ひょっとしたら一種の詐欺のようなもので、かなりいい加減な仕事をする業者だったのではないかと思う。でも、実際にはこの手の話はよく聞くから、まあ、運が悪かったということなのかもしれない。

 

留学のための斡旋業者やコンサルタントを利用することの是非はいろいろ言われている。一般的には、「留学するなら斡旋業者は使わず、学校探し・手続き等、全部自分でやるべき」と言われることが多いように思う。確かに、業者を使ってもトラブルにあうくらいなら、斡旋業者を使う意味はあまりないのかなと思うし、苦労しながらも学校選びや留学手続きを自分でやった方がいいのかなと思う。

一方で、私に子供がいて、どこかに留学したい、でも現地に知り合いがいないという場合、斡旋業者やエージェントをとりあえず使ってみると思う。業者でもなんでも、現地にコネクションがない中で、自分の子供を行かせるというのは不安だからだ。頼りない業者でも、いないよりまし、ということになるんじゃないかと思う。また、昼間仕事をしながら留学準備をするという人にとって、時差がある中現地の学校とやり取りするというのは結構大変な作業だと思うから、斡旋業者が無意味か、と言われれば、存在意義や利用価値はあるにはあるのだろう。

それでも、この手の斡旋業者を利用した場合のトラブルはよく聞く話だ。こういう問題を避けるためにはどうすればいいのか?

まずできることは、手元に届いた書類をよく確認すること。入学手続きをすれば、斡旋業者だけではなく、学校からの書類が送られてくるわけで、これを確認していれば今回のような事態は防げたかもしれない。業者の善し悪しを見抜くのは難しいし、話を聞いていても、業者の間で著しくサービス内容や対応が異なる、ということはないんじゃないかと思う。斡旋業者はあくまで仲介サービスであって、実際の判断や手続きの責任は自分にあるということを自覚し、確認作業を怠ってはいけないのだろう。

それでもトラブルにあってしまった場合、現地の日本大使館に駆け込むのが一番だろう。日本のパスポートを持っていれば、親身になって対応してもらえるし、適切な相談窓口を紹介してくれる。田舎に住んでいると日本大使館は遠いかもしれないけれど、主要都市ならば何らかの窓口はあったりするので調べてみてほしい。件の学生も、日本大使館に相談しに行って、アドバイスをもらって滞在先などを確保できたようだ。留学先の選び方はいろいろあるけれど、トラブルになったときの解決策が取りやすいという意味では、都市部の方が便利なのかもしれない。